士業ホームページはLP型と通常サイトどちらが良い?目的別に徹底比較

士業ホームページはLP型と通常サイトどちらが良い?目的別に徹底比較

「ホームページを作るならLP(ランディングページ)が良いと聞いた」
「通常のホームページと何が違うの?」

行政書士・司法書士・社労士・税理士など士業の方から、このようなご質問をいただくことがあります。

結論から申し上げると、

SEOで長期的に集客したいなら通常サイト、広告から問い合わせを増やしたいならLPが向いています。

それぞれ役割が異なるため、「どちらが優れているか」ではなく、目的に合わせて選ぶことが重要です。

この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリット、士業におすすめのホームページ構成について解説します。

目次

LP(ランディングページ)とは?

LP(Landing Page)とは、お問い合わせや資料請求など、1つの目的に特化した1ページ構成のホームページです。

なお、「ランディングページ」には、訪問者が最初にアクセスしたページ全般を指すという広義の意味もあります。しかし、本記事でいうランディングページは、一般的に使われる**お問い合わせ獲得を目的とした1枚もののページ(狭義のLP)**を指します。

一般的なホームページのようにメニューや複数ページを設けず、

  • サービス内容
  • 実績
  • お客様の声
  • よくある質問
  • お問い合わせ

などの情報を1ページにまとめています。

広告やSNSからアクセスしたユーザーを迷わせることなく、お問い合わせや資料請求などのコンバージョンへ誘導することを目的として制作されます。

通常サイトとは?

ここでいう通常サイトとは、一般的にホームページと言われるサイトのことです。

通常サイトは、

  • トップページ
  • サービスページ
  • 料金ページ
  • ブログ
  • お客様の声
  • 事務所概要
  • お問い合わせ

など複数ページで構成されたホームページです。

SEO対策との相性が良く、検索エンジンから継続的なアクセスを集めやすいのが特徴です。

LPと通常サイトの違い

項目LP型通常サイト
ページ数1枚複数
SEO
情報量少ない多い
信頼性
ブログ運営×
更新のしやすさ

このように、LPと通常サイトでは、それぞれ明確な特徴があります。

大切なのは、「どちらが優れているか」ではなく、どのような方法で集客したいのかという目的に合わせてサイトを設計することです。

士業事務所では、SEOによる継続的な集客を重視するケースと、広告による問い合わせ獲得を重視するケースでは、最適なホームページの構成も変わってきます。そのため、制作前に集客戦略を整理しておくことが成功への近道です。

LP型のメリット・デメリット

それぞれのサイトにはメリット・デメリットがあります。

LP型のメリットには以下のものがあります。

LP型のメリット
  • お問い合わせ率が高い導線設計ができる
  • サービス内容をストーリーで伝えられる
  • 広告との相性が良い

お問い合わせ率が高い導線設計ができる

LPは問い合わせ獲得だけを目的として設計されています。

余計なリンクが少ないため、

  • 電話する
  • メールする
  • LINE相談する

といった行動へ誘導しやすくなります。

こういった動線設計は、広告運用では非常に効果的です。

サービス内容をストーリーで伝えられる

通常サイトではページを移動しながら情報を見る必要があります。

一方LPでは、

悩み

解決策

選ばれる理由

料金

実績

という流れで自然に読み進めてもらえます。

営業マンが説明しているような構成を作れることもLPの強みです。

広告との相性が良い

LPは、Google広告やInstagram広告、Facebook広告などのWeb広告との相性が非常に良いホームページです。

広告をクリックしたユーザーは、何らかの悩みや課題を抱えていることが多く、その解決策をすぐに知りたいと考えています。

例えば、

  • 「建設業許可を取りたい」
  • 「相続手続きを依頼したい」
  • 「飲食店営業許可を取得したい」

といった広告をクリックしたユーザーに対して、そのサービスだけを詳しく紹介するLPへ誘導することで、必要な情報を迷うことなく確認してもらえます。

通常のホームページでは、トップページからサービスページや料金ページ、お問い合わせページへと複数のページを移動する必要があります。

一方、LPではサービス内容、料金、実績、お客様の声、よくある質問、お問い合わせフォームまでを1ページにまとめているため、途中で離脱されにくいという特徴があります。

LP型のデメリット

LP型のサイトには以下のデメリットがあります。

LP型のデメリット
  • SEOにはあまり向かない
  • 情報量が限られる

SEOにはあまり向かない

LP型のサイトは基本的に1ページです。
検索エンジンは、ページ数が多いサイトほどさまざまな検索キーワードで評価しやすいため、

  • 行政書士 ○○市
  • 建設業許可
  • 飲食店営業許可
  • 運送業許可

など幅広いキーワードで上位表示を狙うことは難しくなります。

SEO集客を考えるならブログやサービスページを増やせる通常サイトが有利です。

情報量が限られる

LPは1ページに情報を集約するため、基本的には1つのサービスに特化した内容を掲載することになります。

例えば、行政書士事務所であれば、

  • 建設業許可
  • 運送業許可
  • 遺言書作成

など、いずれか1つの業務に絞って詳しく紹介する構成が一般的です。

そのため、複数の業務を取り扱っている事務所が、それぞれのサービス内容を十分に紹介するには向いていません。

また、LPはお問い合わせへ誘導することを最優先に設計されているため、事務所の理念や代表者の人柄、事務所の特徴、ブログ記事など、信頼性を高めるための情報を十分に掲載するスペースが限られます。

士業では、「誰に依頼するか」を重視して事務所を比較する方も少なくありません。
そのため、幅広い業務内容や事務所の強み、代表者の考え方まで伝えたい場合は、通常サイトの方が適しているといえるでしょう。

通常サイトのメリット

通常サイトには以下のメリットがあります。

通常サイトのメリット
  • SEOで継続的に集客できる
  • 信頼性を高められる
  • サービスを増やしやすい

SEOで継続的に集客できる

通常サイトの最大のメリットは、SEO(検索エンジン最適化)によって継続的な集客が期待できることです。

サービスページやブログ記事を継続的に追加していくことで、さまざまな検索キーワードからホームページへアクセスを集められるようになります。

検索エンジンから安定したアクセスを獲得できれば、広告費をかけなくても継続的に問い合わせが入る可能性があります。そのため、長期的に見ると集客コストを抑えられる点も大きなメリットです。

一方で、SEOは成果が出るまでに時間がかかるというデメリットもあります。
Google広告などのように公開直後から集客できるものではなく、記事の蓄積や検索エンジンからの評価を得るまでには、数か月から1年以上かかるケースも珍しくありません。

信頼性を高められる

士業のサービスは形のある商品ではないため、「誰に依頼するか」も非常に重要になります。

そのため、依頼を検討している方は、サービス内容だけでなく、事務所や代表者についても詳しく知りたいと考えています。

通常サイトでは、

  • ブログ
  • 実績
  • 代表プロフィール
  • よくある質問
  • お客様の声

などのコンテンツを充実させることができるため、事務所の専門性や信頼性を伝えやすくなります。

また、代表者の経歴や人柄、事務所の理念や大切にしている考え方なども十分に紹介できるため、「この人に相談してみたい」という安心感につながりやすい点も、通常サイトならではのメリットといえるでしょう。

サービスを増やしやすい

例えば行政書士であれば、

  • 建設業許可
  • 飲食店営業許可
  • 深夜酒類提供飲食店営業開始届
  • 一般貨物運送事業
  • 軽貨物運送事業

など、サービスごとに個別のページを作成できます。

各ページでサービス内容や手続きの流れ、料金、よくある質問などを詳しく掲載できるため、それぞれのサービスに関する検索キーワードで評価されやすくなります。

その結果、幅広いキーワードから検索流入を獲得しやすくなり、SEOの観点からも通常サイトの方が有利といえるでしょう。

通常サイトのデメリット

通常サイトのデメリットには以下のものがあります。

通常サイトのデメリット
  • 広告との相性がやや劣る
  • 問い合わせにつながるまでに時間がかかる

広告との相性がやや劣る

通常サイトでもGoogle広告やSNS広告を運用することは可能ですが、広告との相性という点ではLPに比べて劣ります。

通常サイトは、複数のサービスやブログ、事務所案内など、多くの情報を掲載しているため、広告から訪れたユーザーがどのページを見ればよいのか迷ってしまうことがあります。

また、メニューや他のページへのリンクも多いため、サービスページから別のページへ移動し、お問い合わせをせずに離脱してしまうケースも少なくありません。

一方、LPはお問い合わせを目的として設計されており、サービス内容からお問い合わせフォームまでを1ページで完結させています。

そのため、広告からのアクセスを効率よく問い合わせにつなげやすいという特徴があります。

もちろん、通常サイトでも広告運用は可能ですが、広告から直接お問い合わせを獲得したい場合は、広告専用のLPを用意した方が高い成果が期待できるでしょう。

問い合わせにつながるまでに時間がかかる

通常サイトは、SEOによる集客を前提として運用することが多いため、ホームページを公開してすぐに問い合わせが増えるわけではありません。

検索エンジンから評価を受けるまでには一定の期間が必要であり、サービスページの充実やブログ記事の更新を継続しながら、少しずつ検索順位を上げていく必要があります。

そのため、公開直後から安定した問い合わせを期待するのは難しく、成果が現れるまでに数か月から1年以上かかるケースも珍しくありません。

一方、Google広告などを活用すれば公開直後からアクセスを集めることも可能ですが、その分、広告費が継続的に発生します。

通常サイトは、短期間で成果を求めるというよりも、中長期的にホームページを育てながら集客の仕組みを構築していくという考え方が重要です。SEOで評価されるようになれば、広告費に依存しない安定した問い合わせが期待できるようになります。

まとめ

士業ホームページは、「LPか通常サイトか」の二択ではありません。

  • SEOで集客したいなら通常サイト
  • 広告で問い合わせを増やしたいならLP

それぞれの特徴を理解した上で、運用することが必要です。
ホームページは制作して終わりではなく、集客できる仕組みを作ることが重要です。

当事務所では、行政書士としての実務経験とWeb制作の知識を活かし、士業専門のホームページ制作を行っています。

SEOを重視した通常サイトから、広告運用を見据えたLP制作まで、お気軽にご相談ください。

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